
↓「斜面崩壊センサ」編は下へ
Q NETISに登録していますか?
NETIS登録番号は、「KT-100012」です.
Q 実績はありますか?
国土交通省砂防事務所で採用されました.現在、稼働中です. その他にも、高速道路会社、道路、ダム、トンネルなど施工現場で実績が増えてきています.
Q 特徴は?何をするものか?
斜面の変化を2軸半導体加速度センサを用いて傾斜角で判定するシステムです.センサは杭に内蔵されているため設置が容易で傾斜データは現場に設置された1つのゲートウェイで16個のセンサ(16本のセンサ杭)のデータをワイヤレスで収集可能です.ゲートウェイはFOMAユビキタスモジュールを用いて、サーバに登録され多くの点の傾斜を遠隔に計測でき、その結果をインタ-ネットで閲覧できます.
Q できることと、できないことは?
"X,Y,Zの変位を計測することはできない. 従来の傾斜計と比べ精度は低いですが、微小な斜面の動きを0.1度単位で把握することができます.
Q 従来品と何が違うのか?
ワイヤレスで設置が容易.全国どこでも計測データの確認ができ、安価(ほぼ半額程度)である.
Q 使用場面(対象斜面)、用途は?
地スベリ斜面、掘削や降雨などで変位する可能性のある斜面の監視.トンネル切羽上部の斜面、ダム堤体の左右岸や原石山の斜面監視など.
Q 必要な機器の構成は?
現場での機器構成は、センサ杭(最小3本、最大16本)、ゲートウェイ一式、ソーラ電源装置一式.Web閲覧のためのPC、携帯電話など.
Q 杭1本いくらか?
17万円(定価)です.本数により異なります.
Q レンタルは?
詳細は、お問い合わせください.
Q 杭の構造は?
上部にセンサ内蔵の円形ケース(防水)、下部に電池ボックス(防水コネクタ付き)を内蔵している.キャップは特殊ねじで固定します.
Q 設置は簡単か?
必要な人数は? 2名で杭5本、ゲートウェイ、ソ-ラ電源の設置に要する時間は4-5時間.
Q 杭はそのままかけやで打てるのか?
打ち込み用キャップをつけ、打ち込めます.玉石混じりの地盤の場合は、スコップなどで掘り越して設置する.
Q 設置は誰がするのか?
お客さま側での設置は可能ですが、初期導入時の通信電波の確認、電源の設置、稼働テストはメーカにお任せ下さい.費用は別途要します.
Q 設置上の留意点は何か?
杭(センサ部)の高さは地上より30cm以上を確保.ゲートウェイの高さは50cm以上(高いほど通信は安定する)を確保すること. 杭とゲートウェイは極力見通し可能なように設置する. 設置時の事前の通信感度の確認はメーカで行いますので、杭の移設を承諾なしに行わないでください. Q メンテナンスは必要か?
電池交換以外はありません.データ・通信、電源容量はWebで確認できます.
Q 通信距離はどのくらいか?
見通しで300mです.樹木越しでは150-200mです.回り込みもある程度可能だが、配置など状況によります.センサのアンテナの配置などを変更することで通信距離を確保することもできます.
Q 通信距離に影響する要因はあるか?
センサの高さ(30cm以上).ゲートウェイの高さ(極力高く:影響が大きい)
Q 雨の日、雪の日、台風の日(豪雨)では通信できるのか?
豪雨でも通信の実績があります. 降雪時は問題ありません.
Q 雪に埋もれても通信するのか(使用できるか)?
積雪はNGである.センサの高さを積雪以上にすることで対応してください.
Q 水没したら使えるか?壊れないか?
壊れないが水深が1m以上で長時間の水没はNGで、通信はできません.水による通信距離の減衰が大きいことが原因です.
Q 温度特性は(何度まで稼働するのか)?
-10℃~50℃.実際は-20℃~60℃までは動作可能と思われますが、実証していません.
Q 傾斜データのバラツキを平滑化するソフトウェアや手法はあるか?
EXCELマクロで提供可能ですが、Webでグラフを閲覧する機能は現在準備中です.
Q 温度による影響は?
半導体センサは温度による影響が非常に大きく、補正は必須です.
Q 温度補正は行っているか?
サーバ側で行っていますが、ダウンロードしたCSVデータは補正後のデータです.
Q FOMA通信費・サーバ使用料はいくらぐらいか?
メーカで対応している、費用は6か月で18万~24万程度(1ゲートウェイ)です.数量、通信間隔、使用期間によって異なります.詳細はお問い合わせください.
Q 移設はできるか?
移設は容易です.ゼネコンさんの現場などでは、設置に関して、設置の架台図面を送って、基礎も含めて施工した事例もあります.また、移設に当たっても現場で行っています.ただし、通信テストなど確認は当社で原則、行います(経験のある代理店さんでも可能です).
Q 雷の影響はあるか?
プラスチック杭に内蔵していること、通信・電源の配線がないことで、落雷の影響は少ないと考えられます. 日本海側の長期(18か月)の計測期間で、落雷があった場合でも影響はありませんでした. もちろん、直雷の場合は、防ぐことができません.
Qゲートウェイにパソコンをつなげば、通信キットの代用は可能か?
通信キットをパソコンに繋いで営業用のデモシステムと同様データ取得は可能です.ゲートウェイに直接パソコンは接続できません.通信キットが必要です.
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Q NETISに登録していますか?
NETIS登録番号は、「CB-100038-A」です.
Q 実績はありますか?
国土交通省砂防事務所で採用されました.現在、稼働中です. その他にも、高速道路会社、施工現場で実績があります.
Q 特徴は何か?何をするものか?(転倒検知タイプ)
斜面や法面にセンサ端末を内蔵した杭を打込み、杭の角度の変化を計測し、あらかじめ設定された角度(例30度)以上変化した場合、無線で杭のID、角度を受信装置に送信し、警報装置を作動させるものです.
Q できることと、できないことは?
傾斜データ(角度)の取得もできます.ただし、精度は1度~2度です.
現状ではメールによる警報も出すことができます.また、Webによるデータの閲覧、データダウンロードは対応していません.
Q 従来品と何が違うのか?ワイヤセンサと比較して何が違うのか?
杭による設置、無線の使用により、配線や基礎工事が不要で、設置が容易である.作業時間が大幅に少なくできるとともに、作業の安全性が向上した.広い範囲を多点で監視ができることで、誤動作・誤検知を少なくでき監視の信頼性が向上した.コストダウンを実現した。再生プラスチック製品を用いることで、環境に配慮したシステムである.
Q 通信距離はどのくらいか?
長距離無線送信が可能です.センサ端末-中継装置間は300mで、中継装置-受信装置は見通しがある場合で2km程度です.
Q 使用場面(対象斜面)、用途は?
・斜面災害警戒区域や土石流危険渓流における下流域の施設・工事における警報発令
・土石流危険渓流における避難小屋での警報発令
・復旧工事や対策工事などの二次災害の防止
・ダム工事、砂防工事などの安全施工のための斜面・法面の監視、・個人向け(裏山監視)の警報
Q 基本構成は?
センサ端末(杭)、中継装置、受信装置、コントロールボックス、データロガー(CFカード対応)、警報装置(パトライト)、収納ケース、各1式です.電源はAC100Vが標準ですが、ソーラバッテリ電源も用意しています.
Q 電源は必要か?
受信装置、中継装置とも、AC100V電源が標準です.
ソーラバッテリによる動作もできます.
Q 杭の構造は?
上部にセンサ内蔵のケース(防水)を内蔵している.キャップは特殊ねじで固定します.
Q 杭はそのままかけやで打てるのか?
打ち込み用キャップをつけ、打ち込めます.玉石混じりの地盤の場合は、スコップなどで掘り越して設置する.
Q 通信距離に影響する要因はあるか?
センサの高さ(地中に埋めない).受信装置の高さ(極力高く:影響が大きい).草木などは特に障害とならない.
Q センサ端末の設置方向で気をつける点はありますか?
センサ端末の取手の方向を受信装置もしくは中継装置に向けて欲しい.
電波の送信方向の関係.
Q 雨の日、雪の日、台風の日(豪雨)では通信できるのか?
基本的に通信距離への影響は否定できませんが、通信は可能です.豪雨時の通信は確認しました.積雪も隠れる程度であれば可能です(実績).
Q 雪に埋もれても通信するのか(使用できるか)?
数10cmになる積雪はNGです.センサの高さを積雪以上にすることで対応します.
Q 壊れたら交換可能か?
交換は容易に可能(特種ねじ).
ただし、電池交換はメーカにて実施(防水処理のため).
Q 電源のON/OFFはどのようにしますか?
マグネットスイッチをセンサに接触させ、起動、終了できます.確認はLEDの点灯、点滅で確認できます.操作は付属の操作マニュアルで容易にできます.
Q 現場でのデータの蓄積は可能か?
CFカードタイプのデータロガーがつけられます.
Q レンタルは可能か?
センサ端末はレンタルできません.受信装置などはお問い合わせください.
Q 注文後の納期は?
注文後2週間から1カ月です.機器の構成にもよりますが、センサ端末、受信装置は常時在庫しています.
Q 電源(バッテリ)のみの交換はできるのか(センサまるまるの交換か)?
センサを送付していただき、電池のみ交換できます。
交換費用は別途必要です(費用についてはお問い合わせください.)
Q どの杭が傾いたのか、特定することはできるか?
できます.杭ごとにヘルチェック時、もしくは設定角度以上に変化があった場合にデータロガ-に記録されます.
Q 設置時に電波強度は確認できますか?
現地踏査時、もしくは設置時にセンサ端末、受信装置、中継装置での設置場所で電波強度(5以上)を確認して設置場所を特定します.
Q センサが正常に通信(稼働)している事は、どういった方法でわかるのか?
ヘルチェック機能と呼んでいます.1時間1回もしくは1日に1回(可変)、各センサ端末の角度データをデータロガーに記録し、正常稼働をあとで確認できます.また受信装置にPCを接続すれば確認できます.
Q 電源(バッテリ)がなくなった時は、わかるのか(各個別のセンサ毎に)?
バッテリーステイタスはIDに付加して送ってきます.電圧低下のアラームが送られてきます.データロガーに記録されます.
Q 蓄積されるデータは?
杭(センサ端末)のID、角度、時間です.
Q 記録データの形式は?
CSV 内容はマニュアル参照してください.
Q その際の、端末の電池寿命は?
1日に1回:約2年 1時間ごとの場合:約1.5年
Q メール送信機能の作成にはどのくらいかかるか(費用と時間)?
未定です.詳細は営業部の方へお問い合わせください.
Q コントロールボックスのROMの内容はユーザで変更可能か?
変更できません.
Q ヘルスチェック間隔 角度設定(閾値) IDの変更方法は?
変更は、コントロールボックスのディップスイッチで行います.
Q どの程度のGまで耐えられるか?
10Gまでです.
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